
運転するトラックのタイプは業種によって様々
トラックドライバーが運転するトラックは様々な種類があります。小中大のトラックに加えタンクローリーやトレーラーなど、運転を担当するトラックは業務内容によりますが、卓越した運転技術が必要な大型などは経験者が担当することが多いです。荷物の内容は取り扱っている会社によって違います。宅配会社は中型の荷物、引越し会社は家電や家具、物流会社は食料や鉄骨など大量の荷物を扱うことになります。したがって、扱っている荷物によって大まかなトラックの大きさが決まります。配送ドライバーは2tまでのトラック、引越し用ドライバーは2t~4tの箱型トラック、物流ドライバーは4t以上の大型車を扱うことになります。また、どのドライバー業も力仕事があることを念頭に入れておく必要があります。
中型大型トラック免許の条件と職場の兼ね合い
トラックドライバーに必要な免許は職場で扱うトラックによります。軽量の荷物が多い配送ドライバーのトラックは2tなので、普通免許があれば運転可能です。物流のトラックドライバーは11t以上のトラックを扱うことが多いので、大型免許が必要になります。しかし現場では安全面を考慮して免許取得直後のドライバーに、いきなり大型トラックを運転させることはありません。小型や中型のトラックで経験を詰み、その後という流れになることが多いようです。中型は2年間、大型は3年間、普通免許取得後運転経験が必要なので職場に勤めながら上位トラックの免許を取得する人が多いのはそのためです。他、業種によっては工事現場への出入りがあればクレーンや玉かけの免許を持っていると重宝されます。